わたらせ渓谷 沿いを走る
「滝と川と湖」を眺める観光地回避ルート

ルート全貌

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ルート概要

①草木ダム展望台
②不動滝・不動堂
③草木湖展望台
④小中大滝(こなかおおたき)
⑤はねたき橋「高津戸峡」

というルートになります。

「わたらせ渓谷・あかぎ風ライン」を走るのが目的で、混雑する観光地を避けて随所に立ち寄る形となります。
※だたし、日光方面の「わたらせ渓谷」までは向かいません。

最初に草木ダムに向かい休憩した後、不動滝、草木湖展望台と立ち寄り、草木湖を一週します。

その後「小中大滝」に向かいますが、道が林道とまでは行きませんが、
道幅が狭く、アスファルトのところどころに穴があるため、注意してください。
※「小中大滝」では、食事に良さそうな休憩スペースもあります。
ただし、食事を買うには、途中の「道の駅・やまびこ」にあるコンビニぐらいしか無いですね。

「わたらせ渓谷」を南下し、はねたき橋「高津戸峡」に向かいます。

おススメは秋ですね。
紅葉シーズンは景色が最高です。
ただし、紅葉シーズンは混雑します。
※紅葉シーズンの日光よりははるかににマシですが。
朝出発して、日光の華厳の滝を見たのが、暗くなってからとか・・
若干トラウマです。


草木ダム(くさきだむ)

↑クリックして拡大 【住所】
〒376-0303
群馬県みどり市東町座間564


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天気が良いと、遠くまで見渡せるとても眺めの良いダムです。
↑クリックして拡大 草木ダム展望台

草木ダム展望台でツーリング途中に休憩する方達が多いようです。
ぼーっと、ダム湖(草木湖)を眺めていると良く話しかけられます。

いつもフレンドリーに話しかけることが出来る人って凄い。

自販機、トイレがあるため、日光への道中の立ち寄り地点としても利用します。
↑クリックして拡大 2枚目の写真のような放水を見れます。
また見たことはありませんが、タイミングが良いとダム上部からの放水も見れるようです。

竣工は、「昭和51年11月」

石碑には、利根川総合開発計画の一環として建設された多目的ダムであり、 昭和40年6月から施工したと記載されています。

事業目的に、洪水調節と書かれていることから、水害が多かったことが予想できます。
草木ダム中継に、北へ「日光」、南へ「高津戸」、赤城方面とツーリングします。
目的地が無くとも、わたらせ渓谷(渡良瀬川沿いの国道122)を走るだけでも楽しいですね。


不動滝(ふどうたき)

↑クリックして拡大
【住所】
〒376-0303
群馬県みどり市東町座間


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写真は冬に撮影したものですが、凍っている箇所はまばらでした。
↑クリックして他の写真も ↑クリックして他の写真も 入口と案内板

不動の滝の入口です。
入口周辺に、4輪車・2輪車を止められるスペースがあります。


看板より

この滝の下を流れる 柱戸川(はしらどがわ)の上流に、不動滝という不動様の滝があります。
(橋の中央から見えます。)
この滝は、落差 25メートルもあり、冬季には上から下まで真っ白な氷柱(ひょうちゅう)となります。
また、滝の上に祭ってある不動明王像(ふどうみょうおうぞう)は、 煩悩(ぼんのう)や障害を焼きはらい、悪魔を降伏して願い事をかなえてくれる神で、今でも参詣(さんけい) の人が多く絶えません。
「環境省・群馬県」
↑クリックして拡大 「大わらぞうりの由来」

この地域では、古くから各辻々に大わらぞうりをつるして疫病の進入を封じたと伝えられております。
しかし時代の変革と共に、そんな迷信的な事は止めようという言うことで数十年前に止めたことがありました。
すると、その年に伝染病が発生し多くの者が隔離されたのです。
再び毎年七月一日に当番が作って各辻々につるして、現在でも続いております。
この大わらぞうりは地域の人達が特別に作った物ですが、手を合わせて祈願することいより悪病を追い袚い、 身体の健康と幸運な生活が守られると言われております。

合掌

と刻まれているようです。
↑クリックして拡大 不動滝の途中に小さなお地蔵さんを見つけました。
最初に行ったときは、滝に目が行ってしまい見逃してましたね。
「草木ダム」までツーリングに行くならば是非寄ってほしいです。
小さめの滝ですが、最初の印象は形良しでした。

冬には氷柱のように凍ることもあるらしいので、いつか完全に凍った滝を見てみたいですね。


草木湖展望台

↑クリックして拡大 【住所】
〒376-0303
群馬県みどり市東町座間


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ここからの「草木湖」のロケーションはなかなか良いです。
交通アクセスも楽なのが良いですね。

休憩箇所も、屋根有りと無しの2スペースありますよ。


小中大滝(こなかおおたき)

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【住所】
〒376-0308
群馬県みどり市東町小中


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道中は最初は道幅が広めですが、途中から急に狭くなります。
道も凸凹しているので、スーパースポーツ系は厳しいかもしれません。

特に帰りの下りが怖いですね、左車線だと崖に吸い込まれそうです。
バイクで行く場合は十分にお気をつけて。
↑クリックして拡大 道中の道の狭さから考えると、駐車場は広いですね。
4月の土曜日のお昼前でしたが、お客さんは殆どいませんでした。
帰り際に、3,4台車が止まってました。

トイレもあります。
↑クリックして拡大 1枚目:
「けさかけ橋」に行くための短いトンネルです。
良い演出ですね。


2枚目:
「けさかけ橋」です。
傾斜が40度以上あるそうですが、ここまでバイクで来ることが出来たならば、それほど怖くありませんでした。
3人ぐらい歩いていると、ゆらゆらゆれるのがわかります。


3枚目:
「大滝」の紹介看板ですね。
次は秋に訪れたい。


4枚目:
「展望台」この岩の上が、展望台です。


5枚目:
展望台から少し進むと、「大滝」と「けさかけ橋」を見下ろせることができます。
↑クリックして拡大 駐車場近くには、休憩に丁度良い広場があります。
休憩箇所も所々にあり、眺めがよいです。
コンビニで買ってきたおにぎりを昼食にたべましたが、とてもおいしく頂けました。


訪れたのは4月だったため、植物はあまり見当たりませんでした。
サクラも残念ながら散り終わり。。。
所々に「カタクリ」が咲いていたのと、「サルノコシカケ」を見つけることができました。

次は秋の紅葉に訪れたいですね。


高津戸峡(たかつどきょう)

↑クリックして拡大 【住所】
〒376-0101
群馬県みどり市大間々町大間々2239


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↑クリックして他の写真も はねたき橋

はねたき橋周辺は、散歩コースにもってこいです。
ツーリングで時間があるようでしたら、寄ってみることをおススメします

はねたき橋以外にも、「天狗の大下駄」「高津戸ダム」等があります。
↑クリックして拡大 ポットホール(甌穴(おうけつ))

1枚目:はねたき橋横から降りることが可能
2枚目:甌穴の説明看板
3枚目:甌穴の場所を実際に歩けます

看板より
「岩のくぼみに落ちた石が水流の力によって回転し、岩盤を削って丸い穴を掘ったものです。
穴の底には摩耗しカドが取れた石が残っています。」

う~ん、見当たりませんでした。。。